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しっとり雨の南アルプス 鳳凰三山 [日本百名山]

南アルプス鳳凰三山に行ってきました。
今年も黒沢組さんの山行に同行させていただきました。

去年の今頃、甲斐駒ケ岳に一緒に登らせてもらった時(日記甲斐駒ケ岳黒戸尾根)に、
黒沢組のみなさんが隣の山へ向かって「オベリスクー」って叫ぶのを
なぜ遊戯王の激レアカード巨神兵の名を叫ぶ?と思っていました。
おべりすく.jpg←ちなみにこれね。

今年はそのオベリスクに行くことになり、「鳳凰三山 オベリスク」をヤマレコで調べてみると…。
甲斐駒ケ岳も、南アルプス最高峰北岳もよく見えるらしい。楽しみ♪♪


山行当日は朝が早い。
山系親父さん(以降パパさん)宅に4時集合出発。
上州山楽走からの参加は4人。hotさん、しのちゃん、パパさん、私。

ワイパーが利かないほどの土砂降りかと思うと、雨があがってみたり。
お天気は一定せず。

5時 狭山SAで黒沢組さんと集合。
もう1台は現地青木鉱泉集合らしい。


そこから一路南アルプスへ。
お天気はイマイチですが、「南アルプス」の案内を見るとやっぱり気分がアガリマス↑↑↑。
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hotさんのメガネは...度がなかなかですな( ̄m ̄* )

途中、雲が切れて大きな虹が出てました。
市街地から立ち上がるふもとがはっきり見える程くっきりした虹。
お天気が回復するといいなぁ。

韮川で高速をおり、青木鉱泉へ向かいます。
途中コンビニで食糧買出し。

【青木鉱泉】
駐車場で同行する皆さんとご挨拶。「お久しぶりです」
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登山口へ向かいます。
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青木鉱泉から鳳凰三山への登山道は2つ。
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案内板を右へ 「ドンドコ沢登山道」を登るコース。
案内版を左へ 「中道登山道」を登るコース。
今日は中道を登るので左に進みます。7:40am頃


まずは沢を渡ります。                            photo by hotさん
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【中道登山道入口 案内】8:06am
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おや?所要時間 4時間半⇒6時間半と書き換えた人がいるみたい。
苦労して登って、4時間半じゃないじゃん!て腹がたったんでしょうねー。


まずは樹林帯。
登り始めの30分ってほんとにきつい。
私は滝汗体質なのですぐに汗びっしょり。
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今日はあいにくのお天気。
どうやら山にどっかり居座る雲の中に入ったらしく、細かい霧雨が振り出しました。

【案内】9:19am
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3分の1通過。
案内では所要時間1時間半のところを1時間ちょいで登ってます。

雨でしっとり濡れた高山植物はほんとに綺麗。
青木鉱泉から観音岳まで一気に上るので植生がめまぐるしく変わり見飽きませんでした。

先頭は組長、吉○子さん、パパさん、私。の4人。
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パパさんは高山植物に詳しく、小さな花を指差しては「○○」「▲▲」と教えてくれます。
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一生懸命覚えようとするんだけど。
次々に名前が出るので次々に忘れます。どうにかしないとー!

【案内 御座石】10:11am
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3分の2通過


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あー!組長がつぶれてしまうー。            みんなで持ち上げろー。お約束ですな♪


またまた植生が変ってきました。樹木が変な形。
しゃくなげも多いようです。春も綺麗でしょうね。    photo by hotさん
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ムーミン谷みたいな雰囲気。               photo by hotさん
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木に変な藻みたいな植物?がついてるんですよね。

ところで。
上州山楽走Tシャツの左肩には「鶴舞う形の群馬県」がプリントされています。
「あ!上毛カルタ!」と、目ざとくみつけた登山者がいました。

「太○から来てるんです」   太○は私の勤務地です。へー奇遇。
「私邑○です」と答えると。
「邑○の郵便局で働いてます」と答えるではないですか。

まさか鳳凰三山で勤務地⇔居住地の同じ人に会うなんて。
すごい偶然~。楽しくなってしまいました。

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ついに雨が本降りに。
「誰かが犠牲になってカッパを着れば雨はやむんじゃない?」とここまでカッパ無しで登ってきましたが。
さすがに限界。全員でカッパを着込みます。

↓この草みたいな植物もツツジの仲間。不思議。                          photo by hotさん
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【薬師岳】2,780m
薬師岳山頂に登頂。
残念ながら真っ白で視界はなし。
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イルカみたいな岩が空に向かってました。
どこだっけ?違うの山にもあるよね。

薬師岳までの登山道は下山してくる登山者とたくさんすれ違いました。
この時間に下りて来るってことは山小屋泊なんでしょうね。うらやましい。



【観音岳】2,840m 11:39am
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観音岳からは、晴れていれば北岳がよーく見えるのだそうだ。
今日は残念。


こんなオブジェみたいな木もあります。生きてます。
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誰かを待ってます。
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来た来た~♪♪
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こんなの 見ながら歩くのも楽しい。
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                                   photo by hotさん
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岩の割れ目に咲くホウオウシャジン
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ずっと歩いてたいなぁ。
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地蔵岳の名前の由来かな?
小さなお地蔵さんがたくさん
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                              photo by hotさん
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オベリスクがうっすら見えてきました。     photo by hotさん
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【地蔵岳】12:50pm
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組長がオベリスクの方へ行ったみたい。
hotさん、吉○子さんと後を追います。
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すぐに、道も組長も、見失い
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「どこどこ?こっち?組長ーっ!」と呼ぶと、
元いた下の場所から「もう降りたよー」との返事が。

オベリスクに登るのはあきらめて記念写真だけ。
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オベリスクを前に。吉○子さんと「やまちゃーん」

地蔵岳の岩陰で風をしのいでお昼を食べましたが。寒くて寒くて。
指がかじかんで、まともに動きませんでした。

あまりに寒いのでさっさと下ることにしました。
地蔵岳直下はざくざくの砂。雪の上を滑るように降ります。
トレランシューズはどろどろ。

【鳳凰小屋】13:30pm
鳳凰小屋は野草や花に囲まれたかわいい小屋でした。
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ここのオヤジさんは面白い人らしいです。
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吐く息が白い。動きを止めると寒い。
お手洗いは150円。



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満開。


ここからドンドコ沢登山道を下ります。
途中たくさんの滝があるらしい。楽しみ。

【五色滝】14:18pm
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すごい落差。
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【白糸の滝】14:40pm
今日は水量が多くて白糸というより…….うどんのようだった。

下山はどうしてもかっ飛んで走ってしまうので、写真がない。

【青木鉱泉】17:00
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純和風な建物。泊まってみたいなぁ。


パパさんの畑でとれた黄色スイカをいただいた。
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ラン後のスイカってほんとにおいしい。
奥武蔵ウルトラマラソンのエイドでもイチバンおいしいって感じたのは”冷えた”スイカだったな。


お風呂は700円。
だーれも居なかったので女風呂を撮ってみた。こんな感じ。
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小仏トンネル渋滞の情報を聞き、群馬チームは上信越まわりで帰ることにしました。
黒沢組さんとはここでお別れ。寂しいわぁ。

帰りの車の中のおしゃべりもすごく楽しかったです。
アルプスは遠いけど車中ゆっくり話せていいですね。

パパさん運転ありがとうございました。
Hotさんしのちゃん黒沢組のみなさん お疲れ様でした。
今度はお天気のよい日に行きましょー。
ありがとうございました。

あ、そうだ。
富士登山キャンセルしちゃってごめんなさいねー。
タグ:鳳凰三山
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やった♪ あこがれの谷川馬蹄形完走 [日本百名山]

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1年越しの悲願、谷川岳馬蹄形完走しました♪♪

「単独で行くか!?」とも思いましたが、
今の私にはやっぱりそれはちょっと危険。

てことで、HRCさんの馬蹄形縦走に混ざってきました。


【コースタイム】
次回馬蹄形縦走のためにまずはコースタイム。(次回とは.....来週って噂)

集合:駒寄PA 1:30am
土合登山口出発:3:10
松ノ木沢ノ頭:4:44
白毛門:5:27
笠ケ岳:6:25
朝日岳:7:29(水補給)
清水峠:9:00
七ツ小屋山
蓬ヒュッテ:10:30(水補給)
武能岳:11:53
茂倉山:13:27
一ノ倉:13:52
オキの耳:14:29
トマの耳
肩の小屋:15:19(売店で食料補給)
西黒尾根入り:15:30
ラクダのコル:16:14
西黒尾根登山口着:16:54

所要時間13時間45分くらい。

経過時刻記録代わりにしたコンデジが、汗でおかしくなってしまって時間もおおよそ。
土合登山口~西黒尾根登山口までを馬蹄形としています。

【装備】
サンジェム8リットル・トレランシューズ・ヘッドライト・ファストエイド・カッパ(上だけ)

【食料・水分】
ハイドレ1.5リットル(水)ペットボトル500ml×2本
おにぎり2個・パン1個・ゼリー3個・グミ1袋・スポーツ羊羹2個・ドラ焼1個・アミノバイタル1本
消費:おにぎり1個半・ゼリー2個・グミ1袋 + (差し入れでいただいたキュウリ・大福・アミノバイタル粉末)
 ↑  ご注意:これは私の量。小食で燃費がよいのです。もっともっと必要だと思います。

【注意】
登山路は虫がいっぱい。
長時間いるので気づかない間に虫にさされてました。耳の後ろとか。
虫ヨケは必須。



でもって、馬蹄形縦走日記。


【駒寄PA】
午前1時半集合。
5月と6月に一緒に走らせてもらったHRCのモギモギさんとえももさん、初めてお会いするakiさんの3人と合流。
馬蹄形は3人とも初めて。「馬蹄ってなに?なに山?」って方もいて、
(やばい!今日は私がひっぱらなくては!)と一気にプレッシャー。


【水上のコンビニ】
みなかみのコンビニの駐車場でパッキングもテーピングもやりました。
土合Pは明かりがなくてヘッデンの灯りだけで準備すると忘れ物しがち。
土合Pからすぐに出発できるので◎

【土合橋P】
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まっくら3時前。

【登山開始】
真っ暗な中、白毛門までの急登を登ります。
見えるのはライトで照らされた前の人の足。
やっぱり単独は無理だったろうな。

【松ノ木沢の頭
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まだ夜明け前。
空がうっすら明るくなってます。

もうすぐ白毛門ってとこで、なぜかわきに逸れてしまってすごい藪の中を登りました。

【白毛門】
やった!白毛門!と思ったら山頂にテント泊してるバカモノわかものが。
山頂標識にタープをくくりつけてるんで写真もとれないし。
こんな早い時間に登ってくると思ってないのかもしれないけど。
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笠ケ岳へ向かう途中でうっすらと雲の合間から日の出を向かえ、
谷川岳が見えてきました。ひゃー綺麗。
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やっぱり来てよかった!と思う瞬間。


【笠ケ岳】1852.1m                                        photo by えももさん
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白毛門から笠ケ岳はわりとさっくり。



登山家遭遇
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80リットルのザックをかつぐ登山客さんが休憩してました。
笠ケ岳避難小屋で一泊。のんびり歩いて清水峠の白崩避難小屋で一泊。何日もかけて谷川を歩くそうです。
「馬蹄形を一日で回るんです」って言ったら「そんなの嫌い」ってばっさり(笑
年季の入ったかっこいい登山客さんでした。

【朝日岳】1945m
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笠から朝日は巻いた道をぐるりと歩くのでけっこう遠い感じ。
やっぱり今年も「遠い~」って思った。

水場①
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朝日岳過ぎた湿地帯で水補給。
パイプから出てるわけでなくて木道脇に湧いている水をすくって補給します。

ジャンクションピークを過ぎると右手にも稜線が見えてきます。

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ここから清水峠までは右が落ちてるけど走れる区間。右手に綺麗な稜線を見ながら走れ走れー。

送電鉄塔下
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ここの景色も「the谷川」のひとつですよね♪
分岐した登山道が綺麗です。

同行したHRCの3人は赤・青・黄色のシャツなので3匹の小鬼のようです(笑
すぐに座ってまた~りと休憩したがる小鬼達。
「ほら行くよ!」「さぁ行くよ!」とビシビシ追いたてて先を急ぎました。
1年越しの完走がかかってるんだもの。私は必死。


【清水峠】
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去年はここで土合に戻ったんだよな。
今年は行くわよ!七ツ小屋山へ。

清水峠から七ツ小屋への急登の途中で。
右手に日本のマッターホルン「大源太山」かっこいい山です。
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空が青ーい
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【七ツ小屋山】
写真なし

                                         photo by えももさん
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七ツ小屋山から蓬ヒュッテへそして谷川へと続く登山道。
果てしないなぁ。まだまだ先は長いです。


【蓬ヒュッテ】                                        photo by えももさん
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私なぜかここに売店があると思い込んでて、ジュース買おうと思ってました。
尾瀬沼ヒュッテのイメージで行ってしまったみたい。
着くと小さな山小屋。避難小屋を2倍にしたくらい?
みんなをがっかりさせてすみません。


★蓬ヒュッテに売店はない!≠避難小屋だ!(失礼っ)

今日は宿泊客があるらしくお布団をひろげてました。
管理人のお父さんに「ここに何泊してますか?」って聞いたら「ずっといるよ。客がいるかぎり」ですと。
どうりでかぐわしいカオリがしてました。1週間くらいはいるんだろうなー。

登山は好きだけど。
お風呂に入らずに何泊もできるかなぁ私。
トレランは汗だくだからお風呂なしはきついよねー。水場で体を洗ったら平気かなぁ。
山の世界はおくが深いです。

水場②
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蓬ヒュッテから5分下ったところの水場。
冷たいおいしい。
時間があったらぜひ寄って。
山の水はどうしてこんなに冷たいんだろ?氷水みたいですよね。





【武能岳】1759.6m
ラス2の登り。
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後半戦はこの登りがキツイ。

登山道はきれいに下草を刈って整備してありました。
谷川に近づくにつれて、刈った笹のカオリも強くなり、(ん?これは刈りたてだよなぁ)と思っていました。
そのうち草刈機のエンジンの音が聞こえてきて。
草を刈ってたのはこの方。
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若いお兄さんでした。nice笑顔♪
おじさん達が数人で草刈機を振り回してるのかと思ってた。
登山道の整備ありがとうございます。


なんかもー無言で登ります。
途中左が落ちてるとこに足を突っ込んで左足首を捻挫してしまった(涙
いつも常備してるテープを車においてきちゃった!
と思ったら、モギモギさんがもってました。
グルグル巻きの補強してラン再開。
このテープがなかったら最後まで歩けなかった。助かった。ありがとう。


でも痛い。どうしよう。この足で最後までいけるかな。
西黒尾根を降りるのはきついかも。ロープウエイで帰ろうかな。
と落ち込みます。


【茂倉岳】1977.9m
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天候が一気に怪しくなりガスで真っ白な中を歩きました。
山頂で雨が降ってきて止まっていると寒いのでカッパ着込みました。
雷もなり始め、ますます悪天候。落雷はないけど、ゴロゴロなってます。


                                         photo by えももさん
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でも....一ノ倉まで走ったら暑くてすぐ脱いだ。

【一ノ倉岳】1974m
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ここまで来たら、耳はすぐそこ。
私の庭じゃん♪

ノゾキは標識なくても覗くよね。恐かった。                   photo by モギモギさん
ノゾキ.jpg


私は左足首が痛いので西黒尾根を降りるのはちょっと不安。
このあたりで「ロープウエイで帰らないよねぇ?」と聞いてみたら
「西黒尾根を降りないと馬蹄形完結しないでしょ。」とばっさり。
小鬼はやっぱり鬼でした。



【オキの耳】1977m
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お約束の耳~♪一人耳♪                   

【トマの耳】
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全員耳~♪

【肩の小屋】
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ハンガーノック寸前のえももさんはここで食糧補給。
モギモギさんとえももさんは高いカップラーメンとまずいソーダ飲んでました(本人談)

肩の小屋から見える稜線も綺麗ですよね。
ここから万太郎・平標にあるいてみたいなー。



【西黒尾根】
さー!ラスト西黒尾根の下り。
鎖は恐いけど雨が降ってないだけましなはず。
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岩場を降りたり、                   photo by モギモギさん
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1枚岩で休憩したり。

だけどやっぱり鎖場は恐かった。
角度のきつい傾斜を上から降りるのは苦手。
渋いakiさんも傾斜が嫌いらしく、びびって降りてくる様子は笑えました。
人のこと笑える立場じゃないんですけどね。

ちなみにakiさん
雲取山登山⇒上州武尊里山試走⇒谷川岳馬蹄形の3連走。すごスギ。
疲れないのかしら?すごいタフです。


【ラクダのコル】
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この先に3つの鎖場。恐い。


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ココを過ぎると後は走れる下り。
遅れを少しでも取り戻そうと走ります。
また捻って痛み復活(涙 あいたたたた。

あっれー。下りは苦手だったはずのモギモギさんが先頭で下ってる。
次が、えももさん、で私が三番手。
(そんなはずないのにー)と思いながら後ろをぴたりとオシリーナ。
すっごく速くなっててびっくり。


CIMG2910.JPG
ぶじ到着。
やったー!1年越しの悲願。谷川馬蹄形縦走完走できました。チョー嬉しー♪♪



モギモギさん、えももさん、akiさん今日はありがとうございました。
おかげさまで無事(?)馬蹄形完走することができました。
また誘ってくださいまし。
上州山楽走の試走にも参加してくださいね。


せかしてごめんねー。
でも、暗くなる前に完走できたのは、タイムキーパーの私のおかげですね(きっぱり!)

 ・同じ日のモギモギさんの日記はこちら ⇒ 谷川馬蹄形縦走トレイル

2012年に谷川馬蹄形に行ったラン友の日記
 ・新月たん:憧れの☆|2012-06-30 単独
 ・リバーサイド翁さん:谷川馬蹄形縦走2回目|2012-07-16 単独
 ・山系エンジョイさん:谷川馬蹄形縦走|2012-08-05
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有毒ガスガス!? 那須岳-朝日岳 [日本百名山]

だんなと那須岳(茶臼岳)-朝日岳。

にわかハイカーのだんなのために(←お前もそうだろ!って声は無視)
ロープウエイで山頂付近までいける山を探していたらヒットしました。
東北道の那須ICまでなら2時間くらいでいけるし。
海の日は那須岳登山でキマリ!



那須ロープウェイ(9合目)-那須岳(1,915m)-お釜周回-峠の茶屋跡-朝日岳(1,896m)-熊見曽根-峠の茶屋跡-下山道-新峠の茶屋p


那須ICを降りた時はガスガスで真っ白。

さすが観光地です。ファミマもセブンイレブンも足利銀行も!看板が徹底的に茶色です。
おもしろ~い♪♪
CIMG2388.JPG
山麓に近づくと、ぱらぱらと雨が降り出しました。
あーぁ、やっぱり梅雨時期の登山はムリだったのかしら。

那須湯元を通ると強烈な硫黄臭。
湯川の上流側に「殺生石」下流側には「鹿の湯」
帰りにここにも寄ろう♪

さらにヘアピンカーブをぐるぐる登っていくと那須岳とロープウエイが見えてきます。

【那須ロープウエイ山麓駅】
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ロープウエイ山麓駅の構内には始発8:30amに並ぶ登山客がすでに長蛇の列ができてました。
節電のために30分間隔で運行しています。
これを逃すと9:00?と思いきや
次は8:48am。その後が9:18⇒9:48と30分間隔になるのだそう。

幸い始発に乗り込めました。
山頂駅の売店のおねいさん(推定年齢75歳)が
「那須岳はけっこう晴れるのよ。湯元が真っ白でも上は晴れることが多いのよ」
なるほどねー。じゃ今日も晴れることに期待しましょう。

【那須岳ロープウエイ山頂駅】

那須岳の9合目まで一気にロープウエイで。
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山頂駅を振り返る。左手のとんがった山が朝日岳。

歩き始めは雨混じりでした。
しばらく歩くと雨もあがり景色もくっきり。
おねいさんの言うとおりですね。
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那須岳も朝日岳もきれいに見えました。
日差しはないけど涼しくてちょうどよい感じ。
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山頂付近は大きな岩がゴロゴロしています。
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樹木が生えてなくて殺伐とした感じ。


【那須岳(茶臼岳)山頂】(1,915m)
さくっと那須岳山頂ゲット。山頂には神社が祭ってあります。
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【那須岳お釜周回】
そのままくるりとお釜まわりへ。
下から真っ白い蒸気があがってきます。
のぞきこむと山肌の硫黄の原っぱから蒸気が沸いてます。
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「硫化水素ガスが発生しています。危険立入禁止」の看板が。
毒ガス?こっわ!


那須岳から峠の茶屋跡を望む
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まんなかあたりに小さく山小屋見えますか?↑すごい所に建ってるよね。

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小屋へ向かって下りていきます。
那須岳山頂付近は草木はほとんどなくガレガレ。

【峠の茶屋跡】
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現在は非難小屋として使われています。
トイレもお水もありません。
そういえば那須岳-朝日岳登山道にはトイレは一箇所もありませんでした。

このあたりは風の通り道。
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冬場は登山客が風で飛ばされたことがあったそうです。
今は季節柄たいして強くないとはいえ、ずっと風が吹いていました。

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ここから朝日岳へ向かう登山道はわっくわくの滑落危険難路。

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TDLのビッグサンダーマウテンみたいな岩場です。
鎖もあり岩で階段を組んであるので登るのは楽。
でも、後続の人への落石がありそうで、慎重に登ります。

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ビッグサンンダーマウンテンの小ピーク。うっひょー眺めがいいぞー。
遠くに見える山が何山かわかってません。わかると面白いのにな。

【朝日岳】(1,896m)
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朝日岳山頂ゲット。
するどくとがった山です。
山頂は狭く岩でゴロゴロ。

朝日岳から那須岳を望む。
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歩いてきた登山道が那須岳から細く続いてますね。



ちょっと補給。
おー、下で買ったパンがぱんぱんだ♪
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【熊見曽根】
晴れてきました。やっぱり青空が見えると気持ちいい♪
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那須岳は那須岳(茶臼岳)+朝日岳+三本槍岳の三岳の総称です。
那須岳⇒朝日岳と来たら、私は三本槍岳も行きたいけど......「あの山まで歩ける?」と聞くと。
「そろそろ帰らないと足がもたない」とダンナ。
そうだね。そろそろ限界だよね。今日はがんばったよ。

【下山道】
今来た難路を峠の茶屋跡まで歩いて戻ります。
P218.jpg
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茶屋跡からさらに下山道へ
下りで調子に乗っただんなは「トレランだぜぇ」とところどころ駆けてみる。

【那須岳登山口】
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登山口まで下りたところで、両足ぷるぷる。立っているだけで足が笑うんだって。
ちょうど限界100%使い切ったようですね(笑

【殺生石】
行きがけに見かけた殺生石によりました。
昔の湯の花採集場もあり硫黄のにほひがむーんと。
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祀ってあるのが「殺生岩」
今でも硫化水素を噴出しているいるのでここ一帯は立ち入り禁止です。
説明をくださる方が在中してて見張っているようです。
朝いちばんで殺生石の巡視に来ると小動物が冷たくなってることがあるんですって。
人間でも10分ほどであの世にいけるそうですよ。こわ!


【那須湯元・鹿の湯】
殺生石を見た後は鹿の湯へ
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41℃、42℃、44℃、46℃!のお風呂に分かれてます。
がんばって46℃に入ったけど1分が限界。
ホットミルクになっつまったwww

お風呂にも「硫化水素が発生しています。横になると大変危険です」
うーむ那須岳は活火山なのであちゃこちゃに毒ガスが出てるんですね。
敏感な方は気持ち悪くなったりするそうですよ。
私は鈍感なので全然平気♪


今日はだんなにあわせてまったりゆっくり登山。
最近のランが利いたのか、わりとさくさく登ってました。
もうちょっと体力がついてくれるといいんだけどなー。

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