甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 [山を走ろう]
山系エンジョイパパに声をかけていただいてオレンジ師匠組と
南アルプス 甲斐駒ケ岳(2,967m)に登ってきました。
お写真拝借 南アルプス 甲斐駒ケ岳
甲斐駒ケ岳 黒戸尾根は日本三大急登のひとつに数えられ、
標高差2,200mを一気に登ります。
最近めっきり急登好きな私ですが、さてそれはホンモノなのか?パチなのか?
見定めるべく「行きます!ぜひお願いします!」と参加させていただきました。
オレンジ組の方は7名。上州あおむし隊は2名の計9名。
オレンジ組の練習に初めて参加させていただきましたが、みなさんとーても仲良しでほんわか雰囲気もよく、すぐ溶け込めました。(と思います)
須玉ICで高速降りると目の前にドーンと屹立する山。
「あれ!あの山なんですか!?(大興奮)」って聞いたら「今日登る甲斐駒だよ」
え?まじですか?甲斐駒の第一印象は(登れる気がしない)でした。
【尾白渓谷駐車場】7:20駐車場を出発。
駐車場の端っこに「登山口」の案内。
トーテムポールみたいでかわいい♪が見送ってくれます
【竹宇駒ケ岳神社】
駒ケ岳は信仰の山です。登山口は竹宇駒ケ岳神社。
境内には名水が湧いていました。
尾白川にかかる定員5名のつり橋を渡ります。
山パパは定員無視して歩いていきましたよ。大丈夫かな。
樹林帯に入ります。
登りだけれどジグザグなのであまり急な気はしません。
しばらく登るとふっかふかのトレイル。これはくだりが楽しみだ♪
【笹の平分岐点】
振り返るとオレンジ組のシャツは森の中でも映えますね。
登山道にも随所に石碑があります。
時折思い出したように手を合わせて進みます。
深い豊かな森なんですね。トトロかこだまが住んでいそうです。
木々の間から富士山が見えた~!
ひゃー、わー、と大騒ぎしテンションをあげてさくさく登ります。
深い森の中を歩いてるのわかりますよね。
でも、んんん?これが三大急登なのかなぁ?となめ始める私。
あいかわらず元気なオレンジ組さん。
【刃渡り】
名前は怖いですが、鎖もあるし、全然怖くはないです。オレンジ元気!
徐々に標高が上がり、眼下の景色が開けてきます。
いつもの見慣れた高さに雲があり、その上に山が顔を出してる。!!!
上州の優しいなだらかな山ではなくて、男性的な威圧的な山ですねー。
さすがアルプス。山のスケールが違います。
山の上に白く輝くのは雪ではなく、日向山の花崗岩。
ここは真っ白で砂浜に来たか?と思うほどなのだそうです。
【刀利天狗】10:08小休憩。おにぎりおにぎり~♪♪
予定時間を少しオーバー気味なので先を急ぎます。
11:48五合目通過。
そして、出ました!五合目過ぎて始まる階段とはしごと鎖場の連続。
これは最初に出てくる長~いはしご。
このはしごはまだ登りやすい方で、ほぼ垂直なはしごもあります。
幾度も幾度も鎖場を登ります。
すみません、なめてました。確かにこれは三大急登です。垂直だもの。
この登り...帰りは下れるのかな???
手すりのない橋。沢の音が聞こえるけど、だいぶ下だな~。お水で顔洗いたいな~。
【七丈小屋】11:24
ここでお水が飲めます。正真正銘の「南アルプスの天然水」冷たい。おいしい。生き返る♪
もうひとつの命の水?スーパー○ライ500ml缶は700円なり。
おトイレは有料200円なり。
七丈小屋を後に進みます。
ガスってきました~。幻想的。
いきなり山と見間違うような大きな岩が見えるのでびっくりします。山かな?と思うと岩。
さらに続く鎖場岩地獄を抜けた頃。
下ってくるハイカーさんが「上に雷鳥いますよ」と口々に。
雷鳥見たい!!見たことない!
いました雷鳥、夏毛です。
↑わかります? こっちならわかりますよね↑
かなり近づいても逃げません。
目が真っ黒でまんまるでかわいいです。
「山頂にもたくさんいましたよ」との声に元気をもらい山頂目指します。
そろそ山頂が見えてくる頃です。
山頂付近は花崗岩の大きな岩がごろごろあり、崩れた砂が真っ白です。
これが遠くから見ると白く輝く美しい姿を作っているんですね。
見えた!山頂
もう一がんばり!
ここで北沢からのルートト合流します。山頂手前5分の場所。
北沢からはたくさんの人が登ってきていました。下山もほとんど北沢方面。
黒戸尾根ってほんとに厳しいルートなんですね。
【甲斐駒ケ岳山頂】13:00到着。往き5時間40分。
山頂には祠があります。
さすが信仰の山。わらじがたくさん下がっていました。
昔の人は黒戸尾根をわらじで登ってきたんでしょうか。
くさりもはしごもない頃はほんとに修行の山だったんでしょうねー。
甲斐駒ケ岳2,967m登頂です♪
字が薄れてるね。
雲の流れが速い。下から雲が沸いてきます。
ずっと曇っていましたが、一瞬晴れました。空が青い!
おー!ひゃー!とあがる歓声。オレンジ組さんは盛り上がりますね~。
山頂にも雷鳥いましたよー。
13:30くだり開始。
登り同様山パパを先頭に下ります。
あの鎖場はどうなるんだ?とびびりまくっていましたが
「そこ。右。左。右」と下の人に声をかけてもらったら全然怖くなかったです。
のぼりのほうが怖かったかも。
下りは基本走っているので写真を撮る余裕はありません。
みんな元気。
「いける人は行って」との声を聞きラストスパート。
すぐに後ろから熊鈴の音が迫ってきました。
速え~!と思ったら当たり前、オレンジ組長さんでした。
風のように一瞬で抜かれて見失いました。すげー。
この飛ばしすぎでフトモモ終了の合図を感じつつ走り通しました。
15:02尾白渓谷にGOAL。
帰り3時間32分 total:9時間42分。
いやー、いっぱい登りいっぱい下りましたー。
甲斐駒ケ岳すごいです。
私の足でも一歩ずつ歩けばあの山の山頂に立てたんだー。ほろり感動。
オレンジ組の人が楽しそうに「見える山は近いんだよ」という言葉が心に響きました。
オレンジ組さんと山パパありがとうございました。
ひっぱってもらえたから楽しくどうにか制覇できました。
またぜひご一緒させてください。
★備忘★
4:45東松山PA集合 須玉IC
7:20竹宇駐車場⇒10:18刀利天狗⇒11:24七丈小屋⇒13:00甲斐駒ケ岳(上り:5時間40分)
13:30甲斐駒ケ岳⇒15:00竹宇駐車場(下り:3時間30分)
竹宇駐車場近くには「尾白の湯 べるがの湯」700円。露天風呂が広~い。
http://www.verga.jp/modules/tinyd1/
南アルプス 甲斐駒ケ岳(2,967m)に登ってきました。
お写真拝借 南アルプス 甲斐駒ケ岳
甲斐駒ケ岳 黒戸尾根は日本三大急登のひとつに数えられ、
標高差2,200mを一気に登ります。
最近めっきり急登好きな私ですが、さてそれはホンモノなのか?パチなのか?
見定めるべく「行きます!ぜひお願いします!」と参加させていただきました。
オレンジ組の方は7名。上州あおむし隊は2名の計9名。
オレンジ組の練習に初めて参加させていただきましたが、みなさんとーても仲良しでほんわか雰囲気もよく、すぐ溶け込めました。(と思います)
須玉ICで高速降りると目の前にドーンと屹立する山。
「あれ!あの山なんですか!?(大興奮)」って聞いたら「今日登る甲斐駒だよ」
え?まじですか?甲斐駒の第一印象は(登れる気がしない)でした。
【尾白渓谷駐車場】7:20駐車場を出発。
駐車場の端っこに「登山口」の案内。
トーテムポールみたいでかわいい♪が見送ってくれます
【竹宇駒ケ岳神社】
駒ケ岳は信仰の山です。登山口は竹宇駒ケ岳神社。
境内には名水が湧いていました。
尾白川にかかる定員5名のつり橋を渡ります。
山パパは定員無視して歩いていきましたよ。大丈夫かな。
樹林帯に入ります。
登りだけれどジグザグなのであまり急な気はしません。
しばらく登るとふっかふかのトレイル。これはくだりが楽しみだ♪
【笹の平分岐点】
振り返るとオレンジ組のシャツは森の中でも映えますね。
登山道にも随所に石碑があります。
時折思い出したように手を合わせて進みます。
深い豊かな森なんですね。トトロかこだまが住んでいそうです。
木々の間から富士山が見えた~!
ひゃー、わー、と大騒ぎしテンションをあげてさくさく登ります。
深い森の中を歩いてるのわかりますよね。
でも、んんん?これが三大急登なのかなぁ?となめ始める私。
あいかわらず元気なオレンジ組さん。
【刃渡り】
名前は怖いですが、鎖もあるし、全然怖くはないです。オレンジ元気!
徐々に標高が上がり、眼下の景色が開けてきます。
いつもの見慣れた高さに雲があり、その上に山が顔を出してる。!!!
上州の優しいなだらかな山ではなくて、男性的な威圧的な山ですねー。
さすがアルプス。山のスケールが違います。
山の上に白く輝くのは雪ではなく、日向山の花崗岩。
ここは真っ白で砂浜に来たか?と思うほどなのだそうです。
【刀利天狗】10:08小休憩。おにぎりおにぎり~♪♪
予定時間を少しオーバー気味なので先を急ぎます。
11:48五合目通過。
そして、出ました!五合目過ぎて始まる階段とはしごと鎖場の連続。
これは最初に出てくる長~いはしご。
このはしごはまだ登りやすい方で、ほぼ垂直なはしごもあります。
幾度も幾度も鎖場を登ります。
すみません、なめてました。確かにこれは三大急登です。垂直だもの。
この登り...帰りは下れるのかな???
手すりのない橋。沢の音が聞こえるけど、だいぶ下だな~。お水で顔洗いたいな~。
【七丈小屋】11:24
ここでお水が飲めます。正真正銘の「南アルプスの天然水」冷たい。おいしい。生き返る♪
もうひとつの命の水?スーパー○ライ500ml缶は700円なり。
おトイレは有料200円なり。
七丈小屋を後に進みます。
ガスってきました~。幻想的。
いきなり山と見間違うような大きな岩が見えるのでびっくりします。山かな?と思うと岩。
さらに続く鎖場岩地獄を抜けた頃。
下ってくるハイカーさんが「上に雷鳥いますよ」と口々に。
雷鳥見たい!!見たことない!
いました雷鳥、夏毛です。
↑わかります? こっちならわかりますよね↑
かなり近づいても逃げません。
目が真っ黒でまんまるでかわいいです。
「山頂にもたくさんいましたよ」との声に元気をもらい山頂目指します。
そろそ山頂が見えてくる頃です。
山頂付近は花崗岩の大きな岩がごろごろあり、崩れた砂が真っ白です。
これが遠くから見ると白く輝く美しい姿を作っているんですね。
見えた!山頂
もう一がんばり!
ここで北沢からのルートト合流します。山頂手前5分の場所。
北沢からはたくさんの人が登ってきていました。下山もほとんど北沢方面。
黒戸尾根ってほんとに厳しいルートなんですね。
【甲斐駒ケ岳山頂】13:00到着。往き5時間40分。
山頂には祠があります。
さすが信仰の山。わらじがたくさん下がっていました。
昔の人は黒戸尾根をわらじで登ってきたんでしょうか。
くさりもはしごもない頃はほんとに修行の山だったんでしょうねー。
甲斐駒ケ岳2,967m登頂です♪
字が薄れてるね。
雲の流れが速い。下から雲が沸いてきます。
ずっと曇っていましたが、一瞬晴れました。空が青い!
おー!ひゃー!とあがる歓声。オレンジ組さんは盛り上がりますね~。
山頂にも雷鳥いましたよー。
13:30くだり開始。
登り同様山パパを先頭に下ります。
あの鎖場はどうなるんだ?とびびりまくっていましたが
「そこ。右。左。右」と下の人に声をかけてもらったら全然怖くなかったです。
のぼりのほうが怖かったかも。
下りは基本走っているので写真を撮る余裕はありません。
みんな元気。
「いける人は行って」との声を聞きラストスパート。
すぐに後ろから熊鈴の音が迫ってきました。
速え~!と思ったら当たり前、オレンジ組長さんでした。
風のように一瞬で抜かれて見失いました。すげー。
この飛ばしすぎでフトモモ終了の合図を感じつつ走り通しました。
15:02尾白渓谷にGOAL。
帰り3時間32分 total:9時間42分。
いやー、いっぱい登りいっぱい下りましたー。
甲斐駒ケ岳すごいです。
私の足でも一歩ずつ歩けばあの山の山頂に立てたんだー。ほろり感動。
オレンジ組の人が楽しそうに「見える山は近いんだよ」という言葉が心に響きました。
オレンジ組さんと山パパありがとうございました。
ひっぱってもらえたから楽しくどうにか制覇できました。
またぜひご一緒させてください。
★備忘★
4:45東松山PA集合 須玉IC
7:20竹宇駐車場⇒10:18刀利天狗⇒11:24七丈小屋⇒13:00甲斐駒ケ岳(上り:5時間40分)
13:30甲斐駒ケ岳⇒15:00竹宇駐車場(下り:3時間30分)
竹宇駐車場近くには「尾白の湯 べるがの湯」700円。露天風呂が広~い。
http://www.verga.jp/modules/tinyd1/
milkさん こんにちは♪
黒戸尾根の途中でお会いした4人組の者です?
富士山が見えるポイントですれ違ったはず(^-^)
milkさんが鹿児島 出水の出身と知って初コメントです
私の相棒こと旦那が鹿児島出身 出水は義父の出身地で
相棒は長島産まれ(育ちは熊本ですが…)
出水の鶴を思い出して懐かしくなりました♪
あれ、山のことから脱線しちゃった!
それにしてもオレンジ隊の方達はみなさん健脚ですね…
ゆるゆる登山の私達はへとへとで小屋にたどり着きましたよ
日帰りの方が多くてビックリしたんですよ
あの尾根を走るなんて…でもとっても魅力的な尾根でしたね
私もまた登りたいなと思いましたよ!
な~んてまだ筋肉痛が治らない私です(^^ゞ
よかったら遊びに来て下さいませ♪
トレランは出来ないと思いますが…私もまた遊びに来ますね!
by 矢車草 (2011-09-15 10:07)
>矢車草さん
こんにちは!
よ~く覚えてます。「富士山見えますよ」って声をかけてくださった4人組ですね!
私はオレンジ組に2人だけ混じってたみどりTです。
で!相棒さんは長島生まれなんですね。
すごい偶然です~。
私は出水育ちですが、今両親は長島に暮らしてるんです。
太陽の里って施設があるのご存知ですか?
あそこで「上名窯」って焼物のギャラリーをやってるんです。
父もブログで長島の風景を紹介してるのでよかったら。
http://kanmyougam.exblog.jp/
私も遊びに行きますね。
by ミルク (2011-09-15 17:46)